小児歯科TOPIX
平成21年秋、長野県松本市で小児歯科学会がありました。(松本城は素晴らしかったです。学会の始まる早朝に行きました。感動しました。)
そこで多くの小児歯科専門医の方の真剣な取り組みに心を打たれました。心に残ったものとして、口唇圧の問題、自閉症児への取り組み、レーザーの活用。小児の口腔内細菌、家族の喫煙による小児の受動喫煙、歯の破折など外傷への取り組みなどがありました。
まとめ
子どもは我々大人の夢であり、希望であります。決して単なる大人の小型ではありません。その子どもの成長、発育に歯科医療を通して、一躍を担うことの重大さを肝に銘じて臨んでいきたいと思います。
私の小児歯科としての出会い
所属学会:日本小児歯科学会
“小児歯科”という言葉は非常に重みのあるものだと思っております。
昭和56年に開業させてもらいましたが、最初は“歯科”のみ揚げておりました。その後何年かして、自分で納得できるようになってから歯科と小児歯科の両方を揚げさせてもらっております。
大学卒業後、数年は名古屋市の中部労災病院の歯科で勤務させて頂きました。その後知多半島の安達歯科医院に縁があって勤めました。
安達歯科は小児歯科治療のすごく充実した歯医者さんで、そこに愛知学院大学の小児歯科教室の医局の先生方が多く見えていました。それが私と小児歯科との出会いでした。
その後に小児歯科学会に入会して学会誌を勉強させて頂き、学会に参加して研鑽をつんでまいりました。
一番思い出に残っているのが平成15年9月21日に金沢駅前の音楽堂で小児歯科学会中部地区会の学会を行ったことです。石川県内の小児歯科学会員十数名の先生方と石川県小児歯科研究会を作り、一般の方に開放した公開講座を行いました。とても印象に残る学会でした。
現在の当院での小児歯科治療
ムシ歯・歯周病に対する徹底的な予防への指導や取り組み、口腔内細菌をある程度調べて治療する。
一人一人のお子さんによって精神的発育・肉体的発育が全部違います。ですから絶対に無理をせず、その子に合わせた予防、治療を行っていく。もちろん無痛治療が大原則です。
ダイアグノデントによるレーザー診断(レーザームシ歯診断器)
勘に頼るだけでなく、レーザーによって適確な診断を行い、科学的データーに基づいて適切なムシ歯治療を行う。これはまったく痛みがありません。