所属:日本歯周病学会 国際歯周内科学研究会

当院ではなるべく歯周外科には頼らず、歯周内科の治療で好成績を収めています。
歯周病は細菌の感染症であり、徹底的に口の中をクリーニングして、細菌が住みにくい、口の中に変えていきます。ですから非常に歯科衛生士の役割が重要となってきます。必要に応じて、抗生物質の投与を行います。これでほとんどの方が改善されていきます。

顕微鏡での細菌の術前、術後の動画を添付しますので参考にして下さい。

■顕微鏡で調べた口腔内の菌の動画

除菌前の口腔内

除菌後の口腔内

位相差顕微鏡でお口の中の菌を調べます。

位相差顕微鏡

 

歯周病治療の取り組みの歴史

私が歯周病治療を始めたのは昭和50年代後半からです。かれこれ、約30年近く歯周病治療に取り組んでおります。歯周病研修の歴史をお話致しますと、歯周外科は東京歯科研究会で教えて頂きました。

ずっと東京に月一回通い勉強していたのを思い出します。これが私の歯周病治療の原点です。

その後、片山 恒夫先生(大阪・豊歯会)のセミナーを受け、深く感銘を受けました。そこでは、医の倫理とブラッシングの重要性を教わりました。歯周病において最近の大きな出来事は歯周内科研究会との出会いです。この歯周内科療法を行うことにより、歯周病治療が飛躍的に良くなりました。