金沢市諸江町の竹多歯科医院ではなるべく歯周外科には頼らず、歯周内科の治療で好成績を収めています
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虫歯ができる原因って?~虫歯ができる4つの条件~

皆さんは虫歯がどのようにしてできるかご存知ですか?

歯科イメージ

ほとんどの人が甘いものを食べた後など歯磨きをしないから虫歯ができると思っているのではないでしょうか?はたして本当に虫歯の原因はそれだけなのでしょうか?

どうなったら虫歯になるの?

お口の中はいろいろな細菌が存在しています。

その中でも虫歯菌は、磨き残しやプラークなどがあると酸を生成し、歯を溶かします。

歯を溶かすことで穴が開き虫歯になってしまうというわけです。

虫歯になる原因には4つの条件があります。

口腔内の細菌(虫歯菌)が原因

1つ目の条件は細菌です。その中でもミュータンス菌やラクトバチルス菌は虫歯の原因となり、虫歯菌と呼ばれています。

口腔清掃状態が悪く、口腔内の細菌が増えれば増えるほど虫歯になるリスクは高まります。

酸によって歯が溶かされて虫歯となる

2つ目は糖質です。虫歯菌は糖質が大好物です。口に入った食べ物から糖質を摂取することで酸を作り出し、歯の表面を溶かしていきます。

糖質の中でも虫歯菌の繁殖につながりやすいと言われているのがショ糖(砂糖)です。

そのため、飴やチョコレートなど甘いものを食べて歯磨きをしないと虫歯になると言われているのですね。

虫歯になりやすい人・なりにくい人がいる

3つ目の条件は歯質です。歯も個人差があり、虫歯になりやすい人もいれば、なりにくい人もいます。

虫歯になりやすいからと言って、あきらめることはありません!しっかりと口腔ケアを行い、清潔な口腔環境を保つことで虫歯を予防することができます。

口の中がどれだけ酸性に傾くかで変わる

4つ目の条件は時間です。口腔内は酸性に傾いて虫歯菌が増殖したとしても、短時間で除去することで虫歯のリスクは減少します。

逆に、飴などを長い時間舐めていたり、常に何か食べていたり、口腔の清掃状態が悪いのが長い時間続くと虫歯菌が増殖し、虫歯のリスクが高まります。

4つの条件が重なると虫歯ができる

上記の4つの条件が重なると虫歯ができるリスクが非常に高まります。

食後は歯磨きを行う、歯磨きできないときはうがいだけでもしっかりと行うなどして、虫歯のリスクを少しでも減らして、虫歯に負けない口腔環境にしていきましょう。

虫歯かなと思ったら・・・

もし、虫歯ができてしまったら、そのまま放置するのではなく、強い痛みが出る前に早めに歯科医院で虫歯の治療を行いましょう。

また、定期的に歯科健診にいくことも虫歯の早期発見につながります。

歯がない人も歯磨きは必要?~歯がない人の口腔ケア~

総義歯を使っている人、お口の中に残存歯がない人でも歯磨きは必要なのでしょうか?

今回は歯がない人の口腔ケアについて詳しくお話しします。

義歯とデンタルミラー

歯がなくても口腔ケアは重要

残存歯がある方は毎日歯磨きを行って清潔にしているともいますが、歯がない人も口腔内を清潔にすることは重要です。

ではなぜ歯がなくても口腔ケアは必要なのでしょうか?

誤嚥性肺炎の原因となることも

お口の中は入れ歯を入れていても、入れ歯と歯茎の間に食べ物(食渣)が挟まったり、歯茎と頬の間に食渣が挟まったります。その汚れをそのままにしておくと細菌が繁殖します。

その汚れを飲み込むことで誤嚥性肺炎の原因になることもありますので注意が必要です。

舌の汚れも清掃するようにしましょう

口腔内の汚れは舌にも付着します。舌につく汚れを舌苔といいます。

舌の汚れもまた、誤嚥性肺炎の原因にもなりますし、口臭の原因にもなりますので、口腔ケアの際は舌も磨くようにしましょう。

専用の舌ブラシなども最近よくみかけますよね。

口腔内を刺激しないと唾液減少の原因にも

口腔内を歯ブラシなどで刺激することで唾液の出を促進させます。

唾液には殺菌作用や自浄作用などの様々な働きがあります。

また、唾液の出が悪く口腔内が乾燥していると食事のときにものが詰まりやすく、細菌が増える原因となります。

歯茎がだんだん退縮してくる

歯茎にブラッシングなどで刺激がないと歯茎がだんだん退縮してきます。歯茎が退縮してくることで、入れ歯が合わなくなり、安定しにくくなることがあります。

そのため、ブラッシングだけではなく、指で歯茎をマッサージしてあげることも良いかと思います。

どのようにして口腔ケアを行ったら良いのでしょうか

口腔内は歯ブラシを使用する場合は、やわらかめの歯ブラシで全体的に歯茎の部分をマッサージするような感じで磨いてあげてください。歯ブラシ以外にもスポンジブラシという先端がスポンジできているようなものもあります。

その他にも口腔内を拭いて清掃するタイプのものもあります。ご自身の口腔内にあっているものを使うようにしましょう。

入れ歯の清掃ももちろん大切です

口腔内だけでなく、お口の中に入れる入れ歯も汚れたままでは意味がありません。

義歯ブラシなどを用いてきれいに清掃しましょう。

口腔ケアを行っていない人もこれからは口腔ケアを!

このように口腔内は歯がなくても口腔内を清掃する必要がありますので、今まで行っていなかった方はぜひ口腔ケアを行っていきましょう!

歯に白い斑点が?ホワイトスポットって知っている?

鏡をみてみると歯に白い斑点がある人もいるかもしれません。この白い斑点っていったいどうしてできたものなのでしょうか?

歯科イメージ

白い斑点はホワイトスポットと呼ばれています

歯の表面はエナメル質というものでできています。このエナメル質にできる白い斑点やまだら模様のことをホワイトスポットといいます。

自覚症状はほとんどないことが多いです。ホワイトスポットができる原因には様々なものがあります。

初期の虫歯が原因でホワイトスポットができる

歯の表面のエナメル質は虫歯菌が産生する乳酸により溶かされやすい性質があります。

そのため、歯の表面が溶かされ脱灰することで歯の表面が白くみえることがあります。

もちろんこの初期虫歯を放置することで虫歯が悪化し、穴が開いてしまうので、初期虫歯によるホワイトスポットの場合は歯科医院でみてもらいましょう。

高濃度のフッ素を摂取していた場合

お母さんのおなかの中にいるころから13歳ぐらいまでの間に高濃度のフッ素を多く摂取しているとホワイトスポットができる可能性があります。

これを歯のフッ素症といいます。

遺伝的な原因もあります

遺伝的な原因でホワイトスポットができることもあります。

例えば、あなたのお父さんやお母さんに歯の形成異常などがみられる場合、あなたにも遺伝的にホワイトスポットができる可能性があります。

乳歯のときに外傷を受けた場合

乳歯のときに転んだり、何かにぶつけたりして外傷をうけてしまった場合、乳歯ではなく、これから生えてくる永久歯に栄養がでてくる可能性があります。

ホワイトスポットには治療法はあるの?

ホワイトスポットはとくに自覚症状などがあるわけではないのですが、審美的な面で気になる人が多くいると思います。

そのため、ラミネートベニア(歯のつけ爪のようなもの)や、ホワイトスポットの部分を少し削ってレジンを充填するなどの方法があります。

初期虫歯が原因の場合は、フッ素塗布や、口腔内の清掃をしっかり行うことで虫歯の進行を止めることができます。

気になるときはまず相談を!

鏡をみてホワイトスポットをみつけたら、特に前歯の場合は審美的にも気になるかと思います。

お近くの歯科医院で相談してみてはいかがでしょうか。

味覚を感じるだけじゃない?舌の機能って知っている?

食事をするときに味覚を感じることができる舌ですが、味覚を感じる以外にも様々な機能があることを知っていますか?

野菜

舌の機能って知っている?

今回は舌について詳しくお話しします。

味覚や温度などを認識する

これは皆さん知っている方も多くいるかもしれませんが、食事をするときなど、舌に存在する味蕾(みらい)で味を認識します。

また、温度や触覚なども認識することができます。

食事をするときに食べ物を口腔内へ

食べ物を摂取するのも舌の機能といえるでしょう。

また、口腔内から異物などを吐き出したいときは、排出する機能があります。

食塊を作り飲み込みやすくする

食べ物を食べるときに唾液と混合することで食塊を作り、飲み込みやすくする機能があります。

また、食べ物を口蓋へ当てて押しつぶすという作用もあります。

食べ物を飲み込みやすい位置へ移動させる

食べ物を食べたとき舌がないことを想像してみるとうまく飲み込める位置へ移動しないことがわかるのではないでしょうか。

舌があることで食べ物が飲み込みやすい位置へ移動し、スムーズな嚥下ができるのです。(嚥下反射を起こすことができる)

唾液や胃液などの分泌にも作用します

舌を使うことで唾液や胃液などの分泌反射を起こします。

先ほどもお話ししたように唾液が分泌することで食塊を作るので嚥下もスムーズに行うことができます。

舌がないとうまく発音できない

舌があることで発音する機能もあります。

例えば”たちつてと”は舌を口蓋につけることで発音することができます。舌の使い方で発音も大きく変わってきます。

その他にも様々な機能があります

また、舌は全身状態を知るのにも重要な器官でもあります。

舌の色を見て色が黒っぽかったり、斑点が出ていたり体の異常を知るバロメーターでもあります。

歯磨きをするとき、ぜひ鏡で自分の舌を確認してみてください。

舌には舌苔という汚れが付くことがあります。そのため、舌ブラシなどで清掃することも重要となります。

舌の汚れは口臭の原因となりますし、誤嚥性肺炎の原因ともなりますのでぜひ口腔ケアを行うようにしましょう。

口呼吸が改善する?!お口の体操あいうべ体操!

みなさん、あいうべ体操って知っていますか?

”あいうえお”ではなく”あいうべ”と聞くとなんだか変な感じですね。

今回はあいうべ体操について詳しくお話していきたいと思います。

お口の体操あいうべ体操

あいうべ体操はどのようにして行うの?

まず、あいうべ体操のやり方を説明したいと思います。

まず”あー”と口を大きく開きます。次に”いー”の口です。しっかりと”い”の口をすることで、飲み込みの筋肉のトレーニングにもなります。

次に”うー”としっかり口を前に突き出します。最後に”べー”と舌を思い切り下に突き出します。

大げさと言われるぐらい大きな動作で

あいうべ体操を行うときは、早口言葉のように言うのではなく、ひとつひとつの言葉をしっかり、ゆっくり、大きな動作で行うことが重要です。

1日30回程度を目安に行ってみるとよいでしょう。

また、あいうべ体操を行うときは発声せずに、口だけあいうべの口を行ってもよいのですが、誤嚥性肺炎の可能性がある方や、麻痺がある方などは喉の筋肉も鍛えられるので発生しながら行うのをおすすめします。

口の周りの筋肉や舌の筋肉を鍛える

あいうべ体操は、”あ・い・う”の口の動きで表情筋や口輪筋などのお口の周辺の筋肉を鍛えることができます。

また、”べー”と舌をだすことで舌筋や舌骨筋群を鍛えることができます。

そうすることで、舌の筋肉が鍛えられ、舌を引き上げることにつながります。

舌の筋肉を鍛えることで鼻呼吸へ

先ほどもお話ししたように、あいうべ体操を行うことで舌の筋肉を鍛えるトレーニングにつながります。そのため、口呼吸の人は舌の筋肉を鍛えることで、舌を正しい位置に引き上げることができ、鼻呼吸をすることにつながります。

たるみやほうれい線の予防にも効果がある?

あいうべ体操を行い、舌の筋肉や口の周りの普段あまり使われていない筋肉を使うことで、たるみやほうれい線の予防につながるとも言われています。

また、舌を”ベー”と下方向に出すだけでなく、横に出して左右に動かしてみたり、ぐるっと回してみたりすることも効果があります。

簡単にできるので続けてみましょう

あいうべ体操で必要なものはとくにありません。気軽にできる体操ですので、普段口呼吸で悩んでいる人はもちろんですが、お口の周りの筋肉を鍛えるためにもあいうべ体操を習慣にしてみてはいかがでしょうか。

死因原因第3位の誤嚥性肺炎って知っている?

死因原因の第3位には肺炎があげられています。

肺炎で亡くなる方の約7割が誤嚥性肺炎で亡くなっていると言われています。
今回は誤嚥性肺炎について詳しくお話しします。

肺炎

誤嚥性肺炎とはどのような病気?

誤嚥性肺炎とは、水や食べ物、口腔内の細菌などが誤嚥することで食道ではなく、肺に入ってしまうことで細菌が繁殖し、炎症を起こすことをいいます。

この誤嚥性肺炎は誰しもが発症するわけではありません。

高齢者や体力が落ちている人は注意が必要

本来健康な人であれば、誤嚥をしてしまい肺の方に異物が入ったとしても、咳をしたりすることで異物を外に出すことができるので問題はありません。

しかし、高齢者や体力が落ちて抵抗力が低下している人は、食べ物などの異物が肺に侵入し、細菌が繁殖して炎症を起こしてしまうため注意が必要です。

誤嚥性肺炎の予防には飲み込みの筋肉が重要

食事中によくムセがある人や、誤嚥して咳き込むことが最近増えた、痰がよく絡むなどの心当たりがある人は注意が必要です。

というのも、これらが起こる原因には飲み込む時に使う筋肉が衰えている可能性があるからです。食べ物などを飲み込む時に動く喉の筋肉を喉頭挙上筋群といいます。

喉頭挙上筋群は加齢とともに衰える

飲み込む時に使用する喉頭挙上筋群は加齢とともに衰えてきます。

自覚症状はほとんどありませんが、年齢を重ねるにつれ、のど仏の位置が徐々に下がってくることで食べ物を食べたときに気管を閉鎖する機能が悪くなり誤嚥につながります。

誤嚥性肺炎予防のためのトレーニング

喉の筋肉を鍛えるトレーニングを行うことで誤嚥性肺炎の予防につながります。

例えば、「嚥下おでこ体操」「のどいー」など様々なものがあります。

「嚥下おでこ体操」は、額に手をあて、へそを覗き込むように顎を引き、手とおでこを5秒間押し合います。喉の筋肉に力が入っていることがわかるかと思います。

「のどいー体操」は『いー』の口で口を横に大きく広げ、発声しながら5秒キープします。これを5~10回繰り返します。

口腔ケアも重要です

お口の中を清潔にすることもとても重要です。

お口の中はみなさんも知っての通り細菌が多く存在しています。そのため、口腔内が不潔だと、食べ物や唾液と一緒に口腔内の細菌が入り込み誤嚥性肺炎の原因となることもあります。

誤嚥性肺炎予防のためにも口腔内もしっかり清掃するようにしましょう。

虫歯の予防~シュガーコントロールについて~

虫歯の予防には、プラークコントロール(プラークをブラッシングなどで取り除くこと)・歯質の強化(フッ素などを利用して強化する)・シュガーコントロール(糖分をとりすぎないようにすること)があります。

今回はシュガーコントロールについて詳しくお話しします。

チョコレート

シュガーコントロールってなに?

シュガーコントロールと聞くと、”シュガー=砂糖を摂取しないようにすること”と勘違いする人もいるかもしれませんが、そうではありません。

規則正しく朝・昼・晩の食事をしっかり食べたり、おやつの回数など糖分を摂取する回数が多い人は回数を減らしたりすることです。簡単に言うと糖分をとりすぎないようにすることです。

甘い糖分は虫歯菌の大好物

知っている方も多くいるかと思いますが、虫歯菌の大好物は甘いもの=糖分です。

虫歯菌が糖分を食べることで酸を出します。酸を出すことで歯を溶かし虫歯にしてしまいます。では、虫歯予防のためにはどのようなシュガーコントロールを行えばよいのでしょうか。

摂取する砂糖(糖分)の量に注意する

例えばコーラやスポーツドリンクには多くの砂糖が入っています。このように、知らず知らずに多くの砂糖を摂取してしまっている可能性があるので注意が必要です。

調べてみると多くの砂糖が入っていたんだと驚くものもあるかと思います。

寝る前の砂糖の摂取はおススメしません

寝る前や、睡眠中は唾液の分泌が減少します。そのため、細菌が繁殖しやすくなり虫歯ができやすい環境となります。

例えばその環境の中、寝る前にアイスなどを食べる、飴を舐めながら寝たりすることは虫歯になるリスクが非常に高まります。どうしても食べてしまった場合は、しっかり歯磨きをしてから寝るようにしましょう。

長い時間お口の中に砂糖が残っているのはNG

食べ方にも注意が必要です。

甘いものをだらだらと食べているとお口の中が酸性に傾いた状態のままとなってしまい、これもまた虫歯になるリスクを高めます。そのため、ガムなどはキシリトールのものを選ぶなどすると良いと思います。

また、おやつなどの回数が多い人も同様にお口の中が酸性に傾いている時間が長くなり虫歯になりやすくなります。

このようにシュガーコントロールを意識して毎日の食事・間食を行うようにしましょう。

甘いものを食べた場合はしっかりとブラッシングを行い、虫歯にならない口腔内の環境を作っていきましょう。

歯周病は全身状態と関係している~歯周内科治療で歯周病菌を撃退~

みなさんの中にも歯茎が腫れたり、出血したり、歯周ポケットが深い、などを歯科医院の検査で指摘されたりして歯周病で悩んでいる人は多くいるのではないでしょうか。

では、歯周病と全身疾患・歯周内科について詳しくお話ししましょう。

歯が抜ける

歯周病ってどういう病気?

歯周病は歯の骨が溶けてしまい最悪の場合グラグラになり歯が抜けてしまうという恐ろしい病気です。日本人の約8割が歯周病に感染しているといわれています。

症状としては、初期の歯周病は出血や歯茎の腫れ程度ですが、重度になると歯周病菌により歯周ポケットが形成され、歯の土台となる骨を溶かし最後には歯が抜けてしまいます。

歯周病は人から人へ移る感染症です

歯周病はお口の中の細菌が原因で発生する炎症性疾患です。厄介なことに、自分に歯周病菌がいなくても、インフルエンザなどと同じで他人から感染する恐れがあります。

食器の使いまわしや、キス、くしゃみなどでも感染することがあります。

歯周病の原因は細菌!

みなさんのお口の中には多くの細菌が存在します。歯磨後に磨き残しがあるとその部分にプラークがたまります。プラーク1㎎の中には10億個もの細菌がいると言われ、歯周病や虫歯の原因となります。

また、抵抗力が落ちているときに発症しやすくなります。

歯周病と全身状態の関係

歯周病が悪さをするのは口の中だけではありません。歯周病で出血することで血管内に菌が入り込み、狭心症や心筋梗塞を起こす恐れがあることが分かりました。

歯周病菌は心臓や血管内で血栓を作り易くし、心筋梗塞や脳梗塞の原因にもなります。

歯周病は糖尿病の関わりにおいて、インシュリンの働きを妨げ血糖のコントロールを困難にしたり、妊婦においては歯周病菌が子宮内で陣痛を促進させる働きをし、早産(低体重出産)の原因にもなります。

歯周病を薬で治す治療がある?

従来の歯周病治療は、歯周病の原因となる細菌や歯石などを器具を使って取り除くという治療法でした。歯周外科手術という歯茎を開いて中の病巣をとる治療をするので、治療が怖いと思う患者さんもいます。

しかし、歯周内科治療は薬で歯周病を治療するという新しい考え方です。

位相差顕微鏡で歯周病菌をみることができます

歯周内科治療ではまず、位相差顕微鏡を使って歯周病菌やどのようなカビがいるかの検査をします。位相差顕微鏡での検査結果をみて今後の治療を決めていきます。歯周病菌やカビが実際に目で見ることができるので、ブラッシングのモチベーションアップにもつながります。

歯周内科治療はどのようにして進めていくの?

先ほどお話ししたようにまずは位相差顕微鏡で細菌の検査を行います。

その後、細菌を除去してくれる内服薬を服用していただきます。(※ジスロマックなどの抗生物質)副作用が現れる場合があるのでその場合は医師に相談してください。そして、除菌のお薬や抗カビ剤などを使いお口の中をクリーニングします。その後歯石などを徹底的に取り除き、定期的にお口の中をクリーニングします。

歯周病の再発を予防するために・・・

何度も言いますがお口の中は細菌の住みかです。

そのため、一度除菌の治療をしたからと言って歯周病が治るわけではありません。

定期的に歯科医院へ通い除菌の処置やプロフェッショナルクリーニングをすることが大切です。

体もお口も健康が一番!歯科人間ドックって知っている?

皆さん体の人間ドックはやったことがある人が多いのではないでしょうか?

血圧を測ったり、血液検査をしたり、女性の方は子宮がん検診や、マンモグラフィーを受けている方も多くいると思います。この人間ドックですが、歯科にもあるって知っていましたか?

歯を磨く女性

歯科人間ドックってなに?

言葉からもわかるように、普段みなさんが受けている人間ドックのお口版です。普通の人間ドックではお口の中の状態などは確認しませんよね。歯科人間ドックではお口の健康を総合的に判断します。

歯科人間ドックはなぜ行ったほうが良いの?

近年よく聞く歯周病・虫歯などのリスクは人によって違います。

自分のお口の中の様子を詳しく調べることで、これからはどのように口腔ケアをしたらよいのかなどの指標となります。

お口の中にもガンはできる

また、最近芸能人がガンになってしまい、ガンの検査をする人が増えてきています。もちろんお口の中にも、歯肉ガンや舌ガン、口蓋ガン、口唇ガンなど様々な口腔ガンがあります。歯科人間ドックをすることでガンやその他の異常の早期発見につながります。

歯科人間ドックではどのような検査をするの?

項目は医院によって変わってきますが、まず問診をして普段の生活や歯磨きの回数、喫煙の有無などを確認します。

喫煙していると歯周病のリスクが高まります。また、夜歯磨きをしないで寝ていたのでは虫歯のリスクが高まります。

歯だけではなく全身も

歯科人間ドックと聞くと口腔内だけの検査と思いがちですが、患者さんの体型や姿勢なども全身所見として確認することもあるようです。

レントゲンや唾液の検査もおこないます

その他にも、レントゲンやCTを撮影し、あごの状態や骨の状態、歯周病の進行状況、ガンの早期発見などを確認します。

また、唾液の性状や緩衝脳などの確認のため唾液の検査などもします。

もちろん歯周病・虫歯の検査も

現在のお口の中がどのような状態か知るために、虫歯の有無や歯周病になっていないか、歯肉炎になっていないかなどの検査も行います。

その他にもかみ合わせの検査や口腔粘膜の検査などがあります。

最後に診断をします

一通りの検査が終わったら最後はお口の中がどのような状態か、これからどのような治療が必要か、家では何をしたらよいかなどの詳しい説明があります。

自分一人ではなかなかお口の中を詳しく観察するということはないかと思います。

ご自身の体だけでなく口腔内の健康を守るためにも歯科人間ドックを受けてみてもよいかもしれませんね。

乳歯の虫歯!哺乳瓶虫歯って知っている?

ミルクを飲む赤ちゃん

乳歯の虫歯!哺乳瓶虫歯って知っている?

小さいお子さんがいる家庭では、赤ちゃんに乳歯が生え始めると虫歯にならないかなと不安になる方もいるのではないでしょうか。
では実際乳歯も虫歯になるのでしょうか。詳しくお話しします。

哺乳瓶が歯に影響をおよぼすことがある?

子育て中の方の中には、哺乳瓶でミルクを飲ませてあげているお母さんも多くいると思います。しかし保健師さんなどに「哺乳瓶は早めに卒業させてあげてください。」といわれたことがあるお母さんもいるのではないでしょうか。

哺乳瓶の使用は虫歯の原因になる?

哺乳瓶を吸うときの口の形の影響で、前歯の裏側や、歯茎の境目に、虫歯ができます。
これを、哺乳瓶虫歯といいます。
哺乳瓶虫歯は乳歯全体を溶かしたり、神経に近いところに広がったりというやっかいな虫歯です。

なぜ哺乳瓶虫歯になるの?

哺乳瓶を使っているからといって必ずしも虫歯になるわけではありません。
哺乳瓶でミルクなどの甘いものを飲んでいるとお口の中に飲み物が残る時間が長くなります。そのため、虫歯になってしまうというわけです。
大人でも長時間お口にお菓子などの食べ残しなどがあると虫歯になりますよね。

ミルクなどを飲ませた後は甘くない飲み物を!

哺乳瓶虫歯を予防するためには、ミルクなどを飲んだ後、お口をすすぐのが良いのですが、赤ちゃんにはまだできません。
そのため、お水やお茶などの甘味がない飲み物を飲ませて、お口をすすぐ代わりにしてあげるとよいかと思います。

哺乳瓶だけでなく授乳の場合も注意が必要

授乳の場合も、夜寝かしつけのために授乳をしている場合は注意が必要です。
夜は、唾液の分泌が減り虫歯菌が活発に動き出し、虫歯になりやすい環境となります。
口の中にミルクやおっぱいが残っているとこれもやはり虫歯の原因になります。

赤ちゃんが虫歯になったら治療できる?

哺乳瓶虫歯などは乳歯が生え始めている1歳半~2歳に多い虫歯です。
そのため、歯科医院や子供の性格によってはまだ治療できないこともあります。
治療が困難の場合には、サホライドという虫歯の進行を止めるお薬を塗って様子をみます。

お家の方がしっかり管理してあげてください

哺乳瓶虫歯にならないためにも、お口の中を観察しましょう。寝かしつけに授乳やミルクをあげている習慣があれば、寝る前はお水かお茶というようにすこしやり方を変えてみるのも良いかと思います。

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